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成長著しい若手女子スノーボーダーへ突撃インタビュー!~VOL.9(浅谷 純名)

フィットネストレーナーを始め、スポーツやエンタテイメントなど、様々な業界の第一線で活躍している「からだプロ」へ突撃インタビュー。

第9回目は、スノーボーダーの浅谷 純菜(あさや じゅんな)さん。
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浅谷 純名(あさや じゅんな)

■経歴
the68th National Championship 優勝
PSA ASIA Snowboard Pro Tour Nango Halfpipe Session 優勝
第11回JOC ジュニアオリンピックカップ 準優勝
japan cup2015 優勝
第12回JOC ジュニアオリンピックカップ 優勝
群馬国体 優勝
INDY PARK JAM ROOKIE FEST 2015 ルーキークラス 優勝
REVOLUTION TOUR (USA) 3位

———スノーボードを始めたきっかけを教えて下さい。

父の趣味がサーフィンでしたので、頻繁に一緒に海に行っていました。
家族で一緒に行くのですが、浜辺で待っている事が多く、家族全員で始められるスポーツをやろうとういうことになり、やるなら横乗り系がいいなということで始めました。
家族全員が初めてのスノーボードでした!
楽しさを憶え、小学4年生の時に両親を説得し、祖母の自宅近くに室内ゲレンデ場があったので通い始めました。

自宅から車で1時間近くかかりますが、週に3回は練習に行っていましたね。
年下の子でも私よりうまい子がいたので、悔しくて努力したのを覚えています。
1~2年程通い続け、それ以降は私が滑っている姿を父にビデオ撮影してもらい、技術をあげていきました。
フリーも好きなんですけど、パイプやスロープが大好きでした!

上達するにつれ、プロになりたい!と思う気持ちが強くなり、中学2年生の時にプロになることができました。
今は種目に拘らずにやっていきたいですが、メインはハーフパイプですね。
現在はナショナルチームにも選んでいただき、そちらの活動を優先しています!

———ナショナルチームではどのようなトレーニングをされていますか?

トレーニング合宿があり、主に持久力をメインに鍛えています。
基本的にフィールドテストがあるので、それに耐えられる身体作りが基本ですね。
テストがハードなんです…。

シャトルラン(50m×80本)を規定のスピードでクリアしないとナショナルチームの遠征には呼ばれません。
私の場合、1回でクリア出来ない場合もあるので、クリア出来るまでやり続けます。
心肺機能、全身持久力が求められる過酷なトレーニングです。

合宿には専門のトレーナーがついて、複数で同時にトレーナー合図により一斉にスクワットなどのトレーニングを実施します。
スクワットはボードの姿勢に近い状態でもあるので、ウェイトトレーニングの中では最も重要な種目だと私は考えています。
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———スノーボーダーにはどのようなトレーニングをお勧めしますか?

脚が固定されているにも関わらず、スピードの加減、体の捻り、ジャンプをしなければなりません。

そのため、下半身始動の重心移動がとても大切です。
バランスを崩さずに重心をコントロールするには、下半身の柔軟性、重心移動に耐えられる体の表面・裏面の筋力(体幹)が必要です。
また、空中からの着地の衝撃に耐えられる脚の筋力も重要な要素です。マンションの2~3階から飛び降りて着地みたいなものですからね…。

まとめると①柔軟性 ②体幹 ③脚力ですね!

初心者には下半身の柔軟性を向上させたうえで、スクワットやクランチなどがオススメです。
最近では腹横筋を鍛えるため、四つん這いでのドローインなどもやっています。

柔軟→体幹→脚力の順に鍛えてみると良いと思います。
私が行っているトレーニングで代表的な種目でもありますが、ホバー、スクワット、ランジ、バービーなどはオススメです。

———現在はどのような点が課題でしょうか。

ハーフパイプの時に空中で回っている際、脚をお腹に引き寄せるのが遅くなる感覚があります。

空中ではクラブを掴んだ方が風の抵抗を受けることが少なく、安定します。

ですので、懸命にクラブを掴もうとするのですが、稀に掴めない場合があります。

トレーナーからはその理由として、腹筋群と腸腰筋が弱いと指摘されています。
実際に腹筋運動はとても苦手な種目です…。

後は体重も少し減量出来れば、体のコントロールもしやすくなるかなと思っています。

最近トレーナーに指摘をされたのは、バランス感覚です。
片脚立ちになり、挙げた脚の膝で八の字を描くように指示されてやってみると…
軸足でバランスを上手く保つことが出来ませんでした。
脚の側面やお尻の弱さを指摘されました。特に中臀筋の弱さが顕著だったようです。
スノーボードではこの筋肉やバランス感覚がないとスピードの加減や方向転換に良いパフォーマンを発揮できないケースがあると思いました。

あとは体のケアーですね。新しい技を習得している最中はよく転びます。
毎回、マンション2~3階から落ちてくる状態なので、首や関節、臀部が痛いです。
現在は画期的な対処方法は見つけられていませんが、疲れを残さないように努めています。

———技術的なトレーニングはどのようなことをされていますか?

毎日、自宅の前で180度~540度の回転(捻転)を3回欠かさずやっています。
平地での感覚をしっかりと掴んでおかないとまっすぐな状態を忘れてしまいそうな気がするんですよね…。

スノーボードでクルクルっと回りたい方には、まずは平地で回転をオススメします!

———今後の夢を教えて下さい。

1:オリンピックでメダルを取る!
2:ワールドカップ優勝!
3:海外のツアー戦に招待される事!

【この記事のまとめ】

●アスリートとしての基礎的な持久力が必要!
●下肢始動の重心移動が多いため、①柔軟性 ②体幹 ③脚力を鍛える事が重要!
●スキル向上には平面から実施すること!

2015年12月3日