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ボディボード世界チャンピオンに突撃インタビュー!~vol.10(鈴木 彩加)

フィットネストレーナーを始め、スポーツやエンタテイメントなど、様々な業界の第一線で活躍している「からだプロ」へ突撃インタビュー。

第10回目は、ボディボーダーの鈴木 彩加(すずき あやか)さん。
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鈴木 彩加(すずき あやか)

■経歴
プロファイル:2009年 NSA(アマチュア)グランドチャンピオンゲームス 優勝
2010年 JPBA第1戦サーフタウンフェスタ ムラサキプロ 優勝 中学3年史上最年少
2013年 APB world tour ENCANTO PRO 準優勝
2014年 APB world tour Sintra Portugal Pro 3位
2014年度 APB world tourランキング7位
2015年 APB tour Nazarev Pro 優勝 JPBA tour 湘南オープン2015 優勝

現在はプロボディボードをしながら茅ヶ崎の林スポーツクラブでフィットネストレーナーとして勤務。

■取材班/吉田勇気 プロフィール
Web
・18歳でプロボクサーの経験を持ちながら、社会人サッカーチームを立ち上げ、天王杯千葉県大会ベスト8まで進出。
・その後、フィットネスクラブで集団指導、個別指導を経験。
・プロアスリート、日本代表アスリートの指導実績を持ち、現在もボランティアで指導を継続中。

 

○取材班吉田:こんにちは。本日は宜しくお願いします。
●鈴木:こちらこそ 宜しくお願いします。

第1章 ~ボディボードを始めたきっかけ~

○取材班吉田:まず初めにボディボードを始めたきっかけを教えて頂けますか?
茅ヶ崎という町で海に恵まれているからでしょうか?
●鈴木:勿論、海が近いのもありますが、母の影響で始めました。私の母親はボディボードが大好きで物心つく前から海に連れていかれていました。スポーツとして意識し始めたのは小学3年~5年生ですね。
学校の前後に海に通い。1年中、毎日のように海に入っていました。

○取材班吉田:プロを意識されたのはいつ頃ですか?
●鈴木:小学3~4年生頃に「茅ヶ崎市長杯」という大会に出場し、3位に入賞したのがきっかけで、プロを意識し始めました。世界を意識し始めたのはプロになってからですね。

○取材班吉田:中学生でプロとは・・凄いですね。中学3年でプロアスリートがどんなものかを理解できていましたか?
●鈴木:さすがに理解できませんでしたね。ただ、漠然と責任感が増してきたのは覚えていますね。

○取材班吉田:鈴木さんは現在、林スポーツクラブでフィットネストレーナーをされているそうですが、トレーニングをするにはとても恵まれた環境ですね。
●鈴木:正直なところ、初めは筋力トレーニングをする意味が良くわからなかったです。無駄に筋肉もつけたくなかったですし・・。なので、あまり価値を感じていなかったんです。ある時、トレーナーに「筋肉をつける事が目的でなく、全身を連動させる事ができるかどうかが大事なんだ」と指摘された時に、筋力トレーニングへのマイナスイメージがプラスに変わりましたね。

第2章~トレーニング~

○取材班吉田:実際にどのようなトレーニングをされていますか?
●鈴木:スクワットやベンチプレス、デッドリフトなどは定期的に実施していますよ。フィットネスに通われている会員さんと特にやる事は変わりません。私が意識するのは、下半身から上半身への連動だけを意識していますね。
ボディボードならではのトレーニングとしては、バランスボールの上でのクランチですね。要するに不安定な状況で、脳で指令した動きを身体が正確に体現できるかのトレーニングです。初めは強度やrep数に拘らなくて良いと思いますよ。
極論、片脚立ちで静止でもバランスのトレーニングになりますし、アイデアひとつで種目は沢山出てくると思いますよ。
連動に関しては、例えばラットプルダウン。本来、広背筋を鍛えるマシンですので、意識は背中に集中をするべきですが、敢えて、脚から腕までを意識します。どんな種目でも下半身から上半身に連動させる癖を持つ事が重要だと思います。ウェイトマシンとはいえ、ひとつのスポーツをする感覚でのトレーニングですね。

○取材班吉田:なるほど。野球選手がボールを投げる際、腕だけを振って、ボールを投げているわけではなく、下半身から上半身に連動してその力を淀みなくボールに伝えられるかどうかというような事ですね。
自然を相手にするスポーツは予期せぬ事が沢山ありますので、不安定さの克服が重要ですね。現在、鈴木選手が抱えている悩みや課題はありますか?
●鈴木:まさにそのとおりです^^
日本の波は小さくて、パワーが弱いんです。対してブラジルは波が大きくて沖に出るのも困難なんです。なので、世界で戦うには、まだまだフィジカルを鍛えていかなくてはいけないなと思っています。自分の身体を自分の思い通りにコントロールできるかどうかが課題ですね。
以前はメンタルも大きな課題でした。基本、ネガティブだったんです・・。
今はポジティブに変換する努力をするようにしています。例えば、鳥の糞が肩に落ちたら、「すごい確率で落ちた!幸運!今日はきっとイイ事がある」とかですかね^^

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第3章~食事~

○取材班吉田:なるほど。体を思い通りにコントロールしやすいようにトレーニングをしているんですね。因みに食事面などはなにか気をつけている事はありますか?
●鈴木:気を付けているというか、海外遠征に行くと太って帰ってくるんですよね。
海外に行っても自炊をするようにはしているのですが・・。
体重の変動が多いと厳密には身体のコントロールも変えなくてはいけない場合があります。
特段、なにを食べるというよりかは、日本の食事に近しい食事を心がけています。
あとは、サプリメントを飲んでますね。MUSASHIのNIというBCAAですね。
海外に行くと欲しい食材が手軽に手に入らないので、サプリメントは重宝しています。

○取材班吉田:海外だと食事は確かに大変そうですね。因みにMUSASHIのNIは私も飲んでます^^疲労回復に良いですよね。
鈴木さんはボディボード以外での趣味などはありますか?どんなことで息抜きされたりしていますか?
●鈴木:ネイルと岩盤浴です^^

○取材班:ネイルはいつも素敵ですよね^^
最後に将来の夢を教えて頂けますか?
●鈴木:年間のワールドチャンピオンになる事です。それから引退後、日本のJPB※1を引っ張っていけるようになりたいです。現在の選手は30代が多く、その層が辞めてしまうと若い世代が激減してしまいます。沢山の人にボディボードの楽しさを伝えていきたいですね。ボディボードは臀部が引き締まってビキニが似合うスタイルにもなりやすいので、若い女性にも沢山、始めて頂きたいです。
※1日本プロフェッショナルボディボード連盟

この記事のまとめ

●ボディボードのトレーニングとしては、バランスボールなどの不安定な状況でのトレーニングが効果的。
●ウェイトマシンをひとつのスポーツとして捉え、全身の連動を意識。
●スクワット、ベンチプレス、デッドリフトなどは定期的に実施する。

2016年1月12日