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今さら聞けない基礎知識&小ネタ集〜ラジオ体操編〜

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さあ、あなたもレッツトレーニング!

今回は、日本人にとっておなじみ「ラジオ体操」についてご紹介します!

ラジオ体操は、究極の全身運動。

昭和3年に通信省簡易保険局によって制定されたラジオ体操。国民の健康を促進することが主な目的のため、誰でも手軽にできるように作られています。でも実際にラジオ体操をやってみると、十分な運動量があり、運動不足の人なら息が上がることも。ラジオ体操第1の中には、なんと13種類もの動きが組み合わされており、約6分のラジオ体操を終えると、全身の400種類以上もの筋肉を刺激できると言われます。有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、バランス運動と、総合的な運動ができるラジオ体操は、いつでも、どこでも、だれでもできる、究極の全身運動だと言われています。

人間本来の健康な状態に戻す効果が。

年を重ねたり、生活習慣が偏ったりすると、身体にきしみがうまれます。ラジオ体操は、そうした身体を本来の健全な状態に戻し、維持するためにおこなうもの。即効性や筋肉量の増加を求めるような運動ではありません。日常生活では使わない筋肉や関節などに刺激を与えることができるので、柔軟性が向上するだけでなく、血行促進による肩こり解消、腰痛の予防や骨密度低下の予防などが期待できます。
ちなみに、ラジオ体操第1は一般家庭向き、第2は職場向きと言われています。第1は易しめ、第2は少し高度な運動が組み合わされていますから、身体の状態や運動レベルに合わせて選んで行うのも良いですね。

ラジオ体操は、いつやるのが効果的?

ラジオ体操は、「いつでも」「どこでも」「だれでも」がコンセプトなので、どの時間にやらなくてはならないというものではありません。夏休みの早朝にやった思い出のある方も多いと思いますが、これは、心身の覚醒効果が目的です。朝、目覚めた状態で身動きしなかった場合、覚醒まで3時間かかると言われています。これでは勉強や仕事に支障をきたしますから、少しでも早く神経の働きを活性化させ、血液を筋肉や脳へバランスよく循環させるために、早朝のラジオ体操が推奨されているのです。

ラジオ体操は、全身を意識しよう!

ラジオ体操だけでなく、運動全般に言える注意点ですが、腕だけ、脚だけといった、身体の一部分だけを動かす事は避けて、力まずに大きな動きをすることが大切です。ラジオ体操は、全身を動かすための運動ですから、下半身にも意識を届けて、手足の先までしっかりと伸ばしてメリハリを付けて行うようにしましょう。また、身体に余計な負担をかけないため、ダラダラとやらないことも大切。
第1~2を連続して実施しても良いですし、どちらかひとつだけでも良いと思います。出来る時間に出来る範囲で実施する事が望ましいですね!
フィットネスジムでトレーニングを実施出来るのが、週に1回程度の会員さんに自宅トレーニングを推奨するトレーナーも多いのではないでしょうか。自宅トレーニングの種目にラジオ体操を選択肢として推奨してみるのも良いと思いますよ^^

【この記事のまとめ】

●ラジオ体操は、国民の健康を維持促進するために作られた究極の全身運動。
●日常生活ではあまり使わない筋肉や関節など刺激を与えて、柔軟性もアップ!肩こり、腰痛、骨密度の低下も予防できると言われています。
●下半身や手足の先まで気持ちを届けながら、しっかり全身運動を!出来る時間に出来る範囲する事が望ましい。

2016年6月10日