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今さら聞けない基礎知識&小ネタ集~単位のあれこれ編~


プロのフィットネストレーナーなら、たくさんの専門知識と経験で、お客様の信頼にお応えしたいもの。でも広くて深いフィットネス業界、意外と知らないことも多いのでは?そこで、「からだプロ」編集部が、現場で役立つ基礎知識あれこれを伝授しちゃいます。
さあ、あなたもレッツトレーニング!

今回のテーマは、「単位のあれこれ」。

フィットネストレーナーなら抑えておきたい様々な単位をピックアップ。
各単位の意味や用途をご紹介します!

 

①「Mets(メッツ)」

Mets(メッツ)とは、日々の生活や運動などの身体活動の強さを表す単位です。
安静時を1として、その身体活動が何倍の運動強度に相当するかを表します。
様々な身体活動の運動強度の目安が厚生労働省によって定められており、各強度は下記のようになります。

・普通歩行:3メッツ      ・自転車での走行:4メッツ
・軽いジョギング:6メッツ   ・ランニング、山登り、水泳:8メッツ

また、Mets(メッツ)を基に、消費カロリーを算出することもできます。

計算方法は、
「消費カロリー(kcal)」=「1.05×Mets(メッツ)」×「時間」×「体重(kg)」となります。
例えば、体重50kgの方が、軽いジョギング(6メッツ)を、1時間行った場合の消費カロリーは、約315kcalとなります。

 

②mmhg(ミリメートルエイチジー)

mmhg(ミリメートルエイチジー)は、血圧の単位を示します。
血圧(mmhg)は、水銀をどれ位押し上げるかによって測定されます。
液体の中で、水銀が一番比重が重い(比重:13.6)ことから血圧の測定に利用されるようになりました。ですので、血圧が「120の70」という方は、上の血圧は水銀を120mm上げる圧力があり、下の圧力は水銀を70mm上げる圧力があるということになります。

 

③RM(リピテーションマキシム)

「RM」とは、負荷をかけて繰り返し運動できる「最大反復回数」のことで、通常「アールエム」と呼びます。
「1RM」とは、その人が全力で1回持ち上げられる最大重量を示しています。
筋力トレーニングは、目的によって効果的な負荷の強さが異なります。

例えば筋力アップが目的なら、約3~6RMがベスト。1RMの85%以上で行い、セット間のインターバルは、2分から3分ほどおきます。
筋肥大が目的なら、約8~12RMがベスト。1RMの65%~85%くらいで、インターバルは60秒~90秒。
筋持久力をつけたいなら、約12RM以上がベスト。負荷を軽くすることで、長い時間をかけて回数を多くこなします。

 

④ml/kg/min

「ml/kg/min」とは、最大酸素摂取量(VO2MAX)の単位です。単位時間あたり(1分間あたり)、単位重量あたり(体重1㎏あたり)、どれだけの量(ml・ミリリットル)の酸素を取り入れることができるかを示しています。

「VO2MAX」は、運動中に呼吸によって体内に取り込まれる酸素の最大量のことをいい、最大酸素摂取量は「有酸素運動能力」を意味し、全身持久力の指標として用いられています。
言いかえれば、VO2MAXが高ければ高いほど「体重1kgあたりで1分間あたりに使える酸素量が多い=生み出せるエネルギー量が多い=より速く走れる」というわけです。

 

【この記事のまとめ】

●Mets:身体活動強度の単位
●mmhg:血圧の単位
●RM:最大筋力の単位
●ml/kg/min:VO2MAXの単位

2016年7月19日