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今さら聞けない基礎知識&小ネタ集~オーバートレーニングとは!?~

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プロのフィットネストレーナーなら、たくさんの専門知識と経験で、お客様の信頼にお応えしたいもの。でも広くて深いフィットネス業界、意外と知らないことも多いのでは?そこで、「からだプロ」編集部が、現場で役立つ基礎知識あれこれを伝授しちゃいます。

さあ、あなたもレッツトレーニング!

今回のテーマは、「オーバートレーニング」です!

 

オーバートレーニングとは?

オーバートレーニングとは、スポーツや運動、トレーニングなどによって、身体的・生理的な疲労が溜まる、もしくは回復しないままでいる慢性疲労状態のことをいいます。

※スポーツ科学的・医学的な定義は明確化されていませんが、オーバートレーニングとあわせて「オーバートレーニング症候群」と言う場合もあります。

一般的に、トレーニングや運動によって身体に負荷をかけ、疲労が生じ、安静をとることで身体的パフォーマンスを回復させ、その回復過程を繰り返すうちに、運動能力を向上させる事ができます。(そうした過程を「超回復」といいます)。

身体への適度な負荷と回復のバランスによって運動能力は向上しますが、スポーツや運動、トレーニングの後に、体力が回復しない状態で更にトレーニングや運動による負荷をかけることによってオーバートレーニングは引き起こされます。

 

オーバートレーニングの主な症状と原因

オーバートレーニングの主な症状として、全身の倦怠感や疲労感、食欲不振や睡眠障害などの他、体重減少や集中力の低下などがあげられます。

こうした症状がさらに進行してしまうと、うつ病のような精神的な病に発展してしまうこともあるようです。

これらの症状は、主にフィジカルやメンタルにおけるストレスが原因とされています。

具体的には、自身の身体能力に合わない過大なトレーニング、急激な負荷、過密なトレーニングスケジュール(スポーツ選手の場合は過密な試合スケジュールも含)、休養・睡眠・栄養不足、運動やトレーニング以外でのストレスなどが考えられます。

 

オーバートレーニングの対処法は?

トレーニングの原則のひとつにオーバーロードの原則(過負荷の原則)があります。

これは、日常の運動負荷よりも大きな負荷を与える事によって高い運動効果が得られるという原則です。この原則が適用できるのは、睡眠と栄養が人並みにとれている人に限ります。トレーナーは会員の運動効果を高くする為にウェイトを重くしたり、運動量を増やす事もあると思いますが、会員のライフサイクルを把握しておく必要があります。

「今日は体調、如何ですか?」という質問ではなく、「睡眠の平均時間はどれくらいですか?」や「毎日3食の食事を摂られていますか?」などの具体的な質問をする事がオーバートレーニングを回避する為には必要です。トレーナーは常日頃から、会員とのコミュニケーションを増やす事が重要です。

 

【この記事のまとめ】

●オーバートレーニングとは、スポーツや運動、トレーニングなどによって、身体的・生理的な疲労が生じ、身体に疲労が溜まる、もしくは回復しないままでいる慢性疲労状態のこと。
●フィジカルやメンタルにおけるストレスが原因となり、全身の倦怠感や疲労感、食欲不振や睡眠障害などの症状が出る。
●オーバートレーニングを防ぐには、日頃から会員とコミュニケーションを取り、会員のライフサイクルを把握することが重要!

2016年8月23日