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今さら聞けない基礎知識&小ネタ集~ベンチマーク・競合調査編~

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今回は、自社の強みや弱みを把握するための有効な手段、「ベンチマーク・競合調査」についてご紹介します!

ベンチマーク・競合調査とは?

競合店調査とは、自社の競争相手となる企業や商品・サービスをピックアップし、自社と比較調査することを言います。
ベンチマークは、競合調査と同じ意味合いで用いられることも多いですが、競合というよりも自社や自社の商品・サービスが成長するために、参考もしくは研究対象にするという意味合いで用いられるのが一般的です。
ベンチマークや競合調査は自社や自社の商品・サービスを、より優位性のあるものにすることを目的に行われます。

フィットネスクラブのベンチマーク・競合調査の実施方法
フィットネスクラブがベンチマーク・競合店調査をする目的は、店舗の設備やトレーニング機器の充実度、所属するフィットネストレーナーのスキルが、競合店と比較して優位性があるかどうか?劣っている点はどこか?などを把握することです。

ハード面とソフト面の2つの面から調査しますが、主な調査項目は下記のようになります。
【ハード面】
■店舗の設備
・店舗の広さ
・スタジオの有無、広さ、数
・浴室の有無、広さ
・更衣室の広さ、ロッカーの数
・駐車場、駐輪場の有無、広さ
・設備の清潔度

■トレーニング機器
・機器の種類
・機器の数
・機器のスペック

【ソフト面】
■スタッフの質・スキル
・初心者からの質問に対して、的確な応対が出来ているか。
・笑顔であるか。
・適切な言葉遣いであるか。
・挨拶が出来ているか。
・気配り、目配りが出来ているか。
・会員とコミュニケーションをとっているか。
・指導をしているか。

■商品
・会員種別の種類、料金
・パーソナルトレーニングの種類、料金
・オプションの種類、料金

上記の他、広告・販促活動等の調査も行うと、より精度の高い調査となります。

 

要チェック!ベンチマーク・競合調査を実施する上でのポイント

ベンチマーク・競合調査を実施することは、店舗の支配人やマネジャーなどからのトップダウンで決定し、実際の調査は社員が行うというケースが多いようです。この実際の調査は、若い社員やアルバイトの方に行ってもらう方が良いでしょう。
若い社員やアルバイトの方は、自分が働いている店舗のことしか知らない場合が多いので、本人が直接競合店に入り調査を行うことで、自分の店舗や自分のトレーナーとしてのスキル、接客サービスのレベルが、高いのか・低いのかを肌で感じることができます。

また調査結果は、SWOT分析などにまとめて、競合店への対策が練られるようにしましょう。SWOT分析についても、若い社員やアルバイトの方に行わせることで、会員さんの顧客満足につなげるために、自分がどんな行動をするべきかを考えさせる良い機会になります。

トップダウンで細かい指示を出すのではなく、自分で経験させて、自分で考えさせて、自分で決断させることが大切です。

 

【この記事のまとめ】

●ベンチマークや競合調査は、自社や自社の商品・サービスをより優位性のあるものにすることを目的に行われる。
●店舗の設備やトレーニング機器などのハード面と、スタッフのスキルや接客レベルなどのソフト面の両面から調査を行う。
●実際の調査を若い社員やアルバイトに行わせることで、自分の店舗や自分のスキルの優位性、劣る点を肌で感じさせることができる!

2016年11月14日