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コーディネーショントレーニングとは??~今さら聞けない基礎知識&小ネタ集~

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お子様向けの体育スクールなどを実施されている方には馴染み深いかもしれませんが、からだプロで改めて復習をしておきましょう。

コーディネーショントレーニングとは、旧東ドイツがアスリートを育成する為、国策として考案したトレーニング方法で7つの能力に分類されています。

これらの能力を高める事で運動神経は向上するといわれています。

コーディネーショントレーニングは全部で7つ!
1.リズム能力
動作のタイミング等を上手く合わせられる、相手の真似をする。
動作例:音や合図に合わせて体をリズミカルに動かす

2.定位能力
物や人等の位置関係を把握、情報処理能力
動作例:ボールの落下地点などを予測。敵や味方の位置を把握し、パスを出す。

3.バランス能力
崩れた体勢でもバランスを上手に整える。
動作例:転倒しそうになっても姿勢を立て直す

4.識別能力
道具などを操作する能力
動作例:ボールを正確に投げる、蹴るなど。

5.反応能力
合図等に対して素早く反応する能力
動作例:スタートダッシュ等

6.変換能力
状況に応じて素早く、適切に対応する能力
動作例:ディフェンス時など、相手の動きに合わせて対応する

7.連結能力
身体全体をスムーズに動かす能力
動作例:野球のスイングなど複合的な連動動作

1つの項目になれたら複合的に!

トレーニング初期では、運動神経の発達が主たる目的となるでしょう。

まずは各項目、ひとつずつから始めても良いと思いますが、段階を経て複合的に行う事が運動神経発達の近道となります。
例えば「反応」+「連結」とするのであれば、合図に合わせて前転。慣れてきたら+「定位」+「識別」などを追加する事により、ボールを使用したチームプレイに対応でき、あらゆる種目に対応できる運動神経が発達するでしょう。
運動神経を発達する事のメリットは、必ずしもスポーツ選手だけに特化した事ではありません。転倒の際に手を出せず、怪我をしてしまう人もいれば、ポケットに手を入れた状態で倒れても瞬時に手を出せる人もいます。自転車の操作も、人や建物、地面の形状などを瞬時に情報処理し、それに対応した筋バランスで自転車が転倒しないよう、コントロールをしています。

運動神経を発達させる事により、怪我や事故を未然に防ぐ事も可能なのです。

コーディネーショントレーニングは、3歳~14歳のゴールデンエイジと呼ばれる時期に行う事で運動神経がより向上しやすいと言われていますが、成人、高齢者の方でも段階的に行う事で、より快適な生活が送れる可能性があるといえます。
フィットネスクラブでは、初心者向けのスタジオレッスンによって「リズム能力」+「反応能力」+「定位能力」が高まるでしょう。それでも困難な場合は。マンツーマントレーニングで、リズム能力からトレーニングしても良いかもしれません。

ウェイトトレーニングだけでなく、コーディネーショントレーニングを取り入れ、指導の幅を広げてみてはいかがでしょう。

【この記事のまとめ】

●コーディネーショントレーニングとは、運動神経の構成要素といわれている
●3歳~14歳がゴールデンエイジと呼ばれ、運動神経がより向上しやすいといわれている
●一つの項目から始め、段階的に「反応」+「連結」のように複合的にトレーニングを行うのが良いでしょう。

2015年10月22日