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ピラティスってすごい!武内トレーナーへ突撃インタビュー!~VOL.7(武内 将吾)

フィットネストレーナーを始め、スポーツやエンタテイメントなど、様々な業界の第一線で活躍している「からだのプロ」へ突撃インタビュー。
第7回目は、ピラティスインストラクター&トレーナーの武内 将吾(たけうち しょうご)さん。

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武内 将吾(たけうち しょうご)
■経歴
●BESJ マット&マシンピラティスマスターティーチャー
●Body keyマスタートレーナー
●Master Stretch マスタートレーナー
●ペガサストレーナー
●AEAJ 認定アロマアドバイザー

98年よりフィットネスクラブにて指導を開始。パーソナルや様々なスタジオレッスンを担当。
同時に格闘技の指導員としてジュニアからシニアまで指導を行う。
慢性腰痛に悩む中ピラティスと出会い、資格を取得。
その後さらなる探求心からアメリカでライセンスを取得し、さらにピラティスを勉強。
よりピラティスの可能性を求め様々なボデイワークを勉強し、イタリアのメソッドBodyCode のMaster stretch とBody key のマスタートレーナーの認定を受ける。
毎年アメリカのPMA (ピラティスメソッドアライアンス)カンファレンスに参加し、定期的に海外で研修を受け「ボデイワークを通じてみんなを笑顔にする」をモットーにピラティスをはじめとするボデイワークの普及に努める。

ピラティスインストラクターとして千葉・都内を中心に指導。都内のピラティススタジオにてテクニカルアドバイザーに就任し資格コースも担当する。
2010年ボディエレメントシステムジャパンの代表に就任しボディに関する様々な技術の普及に努める。
・日本女子プロゴルフ協会にてゴルファーのためのピラティスを講義。
・日本女子プロゴルフ協会副会長、理事らにピラティス講習会を開催。

[参考]ピラティスとは…
身体のストレッチ、筋力強化、バランス強化などを目的した身体調整法といわれています。

 

現代人に多いX脚。「大臀筋」を鍛えて解消!

今回のフロントランナーは、ピラティスインストラクター&トレーナーの武内 将吾(たけうち しょうご)さん。
自身の腰痛をきっかけにピラティスと出会い、当時、日本ではさほど普及していなかったピラティスの資格を取得。さらに本場アメリカでもライセンスを取得するほど、探究心の強い「からだプロ」だ。
“ボデイワークを通じてみんなを笑顔にする”をモットーに、ピラティスをはじめ、様々なボデイワークに精力的に取り組む武内さんに、身体づくりの現場で感じることを伺った。

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———ピラティスを指導している中で、少しだけ危惧していることがあると伺いました。それはどんなことですか。

はい。私がこれまで、たくさんの方々にピラティスの指導を行って来た中で感じているのは“X脚の方が多くなっている”ということですね。
X脚という言葉はあまり聞いたことがないと思いますが、O脚は、脚がガニ股になって「O」の字になりますが、X脚はその逆。脚が内股になって「X」の字のような形になってしまうことをいいます。

X脚は、左右の膝の内側をそろえても、内くるぶしが接しないので、X脚かどうかは見た目で判断しやすいです。

 

———X脚の方が増えているのはなぜでしょうか。

X脚の方を見ていて推測するに、大臀筋(だいでんきん)と呼ばれる部位の筋力が衰退していることが、大きな原因ではないかと思っています。

大臀筋とは、臀部、わかりやすくいうとお尻の部分をカバーしている筋肉のことです。

骨盤から太腿の骨に向かって伸びている筋肉で、見た目でもおわかりになると思いますが、人体の中では太い筋肉なので、強い力を発する時に必要となるとても大切な筋肉なんです。

ジャンプしたり、立ち上がったり、脚を蹴るような動作は、大臀筋によるものですし、腰から上の骨格の重心が安定しているのも、大臀筋が働いてくれているおかげなんですよ。

大臀筋の筋力の低下の要因は、何不自由のない、今の時代の便利な生活が筋力低下をさらに加速させている気がします。

X脚は小さいなお子さまでも見られますが、子どもたちが外で体を動かして遊ぶ時間が少なくなっている事も要因として考えられますね。

 

———大臀筋が低下すると、どのような影響があるのですか。

大臀筋は人体の中でも大きな筋肉で、日常生活にも大きな役割を果てしている筋肉ですから、その影響も大きいです。

具体的には、骨盤のズレなどにも影響しますし、股関節まわりの筋肉のバランスを損なってしまう可能性もあります。
骨盤のズレが進行してくると、歩く時に使うべき大臀筋を、他の筋肉が代償してしまい、体全体のバランスがどんどん悪くなってしまいます。

X脚になってくるというのも、大臀筋の筋力低下が影響していますしね。

 

———X脚の会員さんへのアドバイスがあれば教えてください。

まずは、大臀筋を鍛えることから始めてみてはいかがでしょうか。

大臀筋を強化するトレーニングでは、“正常な可動域を保つこと”を最優先に、大臀筋まわりの他の筋肉を使わせないことがとても重要です。

私が普段、会員さんにオススメしているのが、
「うつ伏せになって、恥骨が動かない程度に片足ずつ上にあげる」というトレーニング。
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自宅でもカンタンにできると好評です。
このトレーニングのポイントは「大臀筋を使っているということを感じてもらうこと」です。回数はさほど重要ではなく、どこの筋肉を使っているのかを意識する事が重要です。

人間は生活する上で、楽な動きを選択しがちです。すなわち、通常、使わなければならない筋肉を避け、違う筋肉で代償する場合が多いのです。
怪我などのリハビリをしている最中でも、いかに代償させずに適した筋肉を使うかがポイントにもなります。
臀部の筋肉を意識して使っていない方は、片脚を後ろに引き、徐々に高く挙げる際も、状態を前後、左右に傾け、臀部の筋肉をいかに使用せずに片脚を挙げるかを無意識的に行ってしまうのです。

 

指導やアドバイスも大切ですが、“感動を与えることが重要”

これは会員さんへの指導方法全般に言えることなのですが、私の場合、会員さんへ何かを指導したり、アドバイスをしたりする時には、“感動を与えること”を心がけています。
禁煙を勧めても「止めたいけど止められないんだよね~」などの返答はよくある返答です。
人体に害を及ぼし、コストがかかる事も認識したうえで辞められないのでしょう。
このように人は、他人から言われても人はなかなか行動に至らないものです。

自ら行動を起こすには、そこに「感動」が無ければ動きません。健康やコストで感動を与えられないのであれば、「禁煙者と喫煙者の歯の白さにはこれだけ差があるんですよ」というように異なる要素を提案することが必要かもしれません。
人それぞれの感動するポイントを探し出し、自ら動いて頂く事が健康への近道となると考えています。

 

【この記事のまとめ】

●現代人にX脚が多い。改善方法の一つに臀部強化が必要!
●大臀筋の低下により、骨盤のズレも生じる。
●「感動」を与える事で、人は動く!

2015年11月12日